結婚指輪はプラチナのイメージが強い方が多いのですが。ゴールドも最適な素材のひとつです。どのような違いがあるのでしょうか。
▢ プラチナ
プラチナの素材には、主にPt999、Pt950、Pt900などがあります。プラチナは、もともと手でも変形させることのできる比較的柔らかく粘り気のある素材です。そこに割金という違う素材を混ぜて強度を上げています。数字の999や950,900はその割合を表しており、1000に近いほど純度が高くなります。例えば、Pt900の素材であれば90%がプラチナで残り10%に他の素材を使っているという表記になります。結婚指輪をプラチナでつくるようになったのは日本では約100年前の出来事です。大正皇后にプラチナのティアラを贈ったことが起源とされています。当時、金よりも高貴な素材としてプラチナが知れ渡りました。
▢ ゴールド
ゴールドには、YG(イエローゴールド)、PG(ピンクゴールド)、WG(ホワイトゴールド)と様々種類があります。また、ブランドによってはCG(シャンパンゴールド)やGG(グリーンゴールド)などあります。日本ではプラチナのイメージが強い結婚指輪ですがヨーロッパなどではゴールドが主となっているようです。